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天草一周の所要時間(車)は?道の駅めぐりをしてきた

このあいだ、車で天草(熊本県の主に天草上島、下島)を一周してきました。

天草(熊本県)を、とりあえずひと通りぐるっとドライブするには、6つある道の駅を目指しながら進むと、とても良い感じに周ることができます。

今回、道路もそれほど混んでいなく、天草一周の所要時間は、車で5~6時間でした。

午前中に天草に車で入ったのですが、暗くなる前に全部まわり切り天草を出ることができた感じです。
(九州本土から、今回の天草の島へは、フェリーを使わずに橋で渡ることができます。)

今回は、天草の一周ドライブで通った道や距離、注意した方がいいかなと思ったことについて紹介いたします。

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道の駅で観光・トイレ休憩ができるからおすすめ

ドライブで、道の駅をめざすのがおすすめなのは、道の駅で適度なトイレ休憩や周辺観光情報を手に入れることができるからです。

現在、天草にある道の駅は全部で6つです。

<天草 道の駅一覧>
・上天草(かみあまくさ)さんぱーる
有明(ありあけ)
天草市イルカセンター
・﨑津(さきつ)
・うしぶか海彩館(かいさいかん)
宮地岳(みやじだけ)かかしの里

例えば「上天草さんぱーる」は、近くに「天草四郎ミュージアム」があったり、「道の駅 有明」の近くに「四郎ヶ浜ビーチ」があるなど、有名な観光地が近くにあったりします。興味がある施設があったら、道の駅においてあるパンフレットだけでももらっておくと良いでしょう。道の駅自体もそれぞれの地域によって特色があります。

だいたい国道沿いにあり、結構、天草全体に点在しているので、道の駅を目指していけば、適度にトイレ休憩ができるのも良いと思います。
道の駅に売っている特産品などでその地域の特徴を知ることができるので、とりあえず、道の駅観光だけでもざっと天草をひとまわりすることができます。

遅い時間でなければ日帰り可能ですが、もう少しゆっくり居たいと思ったら天草は観光地なので周辺にホテルもあり、泊まることもできます。

 

天草一周ドライブ順路


天草の道の駅に行ける道路をおおまかに書くとこうなります。
赤丸が道の駅です。

今回通った順路としては、熊本市方面(道の駅宇土マリーナ方面)からいうと、

国道57号線) → 国道266号線 →(天草五橋1号橋または三角大矢野道路の新1号橋を通る)→ 上天草さんぱーる →(天草五橋2・3・4・5号がある)→ 国道324号線、または松島有料道路&松島有明道路→ 有明 → 国道324号線 → 天草市イルカセンター → 国道389号線 →(天草西海岸サンセットライン)→ 﨑津 → 国道266号線→ うしぶか海彩館 → 宮地岳かかしの里 → 国道324号線 → 国道266号線

といった感じです。

道の駅「有明」がある島、海沿いを通る国道266号線は、帰りは今回通りませんでした。天草一周感はありますが、道の駅がなく、ちょっと遠回りになりそうだったからです。そっちは、地図を見ると、キャンプ場が多そうな場所です。そっちを通ったらもう少し所要時間がかかると思います。

このルートを通った、道の駅の間の距離をグーグルマップでざっと確認すると

・三角大矢野道路みすみIC → 上天草さんぱーる 7.4km
・上天草さんぱーる → 有明 21.3km
有明 → イルカセンター 31.7km
・イルカセンター → 﨑津 37.4km
・﨑津 → うしぶか海彩館 25.1km
・うしぶか海彩館 → 宮地岳かかしの里 28.km
宮地岳かかしの里 → 上天草さんぱーる 48.8km
     (足すと200km弱

と、最後以外はだいたい30~40分くらいで次の駅に行ける感じです。
日帰り可能ですが、長距離運転ではあります。

ドライブの特徴・見どころとしては、山間の道も結構多いですが、海沿いでドライブできるところが多いところと、島と島をつなぐ大きくて長い橋があるところです。
途中、畑が広がったり、市街地を通ったりと、いろんな景色を楽しめました。

特に橋に関して言えば、天草五橋国道266号線上)やうしぶか海彩館近くの牛深ハイヤ大橋(うしぶか海彩館から見上げられる)などは有名な橋として知られていて、ばっちり眺めることができます。

他、﨑津に向かう途中の国道389号線あたりでは天草西海岸サンセットラインを通ることになるのですが、海岸線の景勝地が広がる有名なドライブルートです。

天草ドライブで注意した方が良いかもと思ったところ

ゴールデンウィークなどの大型連休渋滞に注意

天草の道の駅を巡ろうと思い、初めて天草に行ったときは、ゴールデンウィークの天気の良い日だったのですが運悪く、国道57号線からすでに渋滞していました。
道の駅「上天草さんぱーる」へやっとの思いでたどり着いたものの、その先もどのくらい渋滞しているか予想がつかず、引き返し、その日はドライブを断念しました。
その後、普通の土曜日に出直しましたが、天気は良かったけど特に渋滞はなく、暗くなる前に天草を一周することができました。
調べると、やはり大型連休は渋滞することも多いので、渋滞情報・渋滞予測などを活用した方が良いと思います。

トンネルに注意

道の駅を拠点にした天草一周ドライブですが、国道とはいえ、一部ですが、まだ道が細いところもありました。
特に道の駅「﨑津」へ向かう直前あたりは、狭いトンネルがいくつか続いた印象です。
対向車や道路標識などに注意して運転しましょう。

天草の道の駅紹介

上天草さんぱーる

国道266号線にある上天草市にある道の駅です。

主に上天草市の新鮮な野菜や魚介などの特産品や加工品が並び、レストランでは、海鮮丼や天草かんちょそば(さつまいもやそば粉などをめんにしたもの)を食べることもできます。

また、上天草市は、天草四郎の故郷であるそうです。
上天草さんぱーるの、道路を挟んだ向かいにある天草四郎公園内に天草四郎ミュージアム(歴史テーマ館)があるので、興味のある方は覗いてみると良いかもしれません。

有明 リップルランド

道の駅有明国道324号線沿いにある天草市有明町の道の駅です。
物産館やレストランの他、温泉施設「さざ波の湯」があります。(リップル(英語:ripple)は「さざ波」の意味です。)
シーズン中に海水浴場としてにぎわう四郎ヶ浜ビーチとは陸橋でつながっています。

ここは特に、有明町で獲れる特産品「たこ」を推していてレストランでは、「タコすてーきの天ぷら」や「たこめし」が食べられるほか、海岸側に大きなタコのオブジェがあります。
国道324号の有明区間は「天草ありあけタコ街道」と呼ばれています。

天草市イルカセンター

天草市イルカセンター国道324号に面しています。
イルカの生態などを楽しみながら学べる展示がある他、実際に船に乗って海へ出るイルカウォッチングの受付も行っています。
沖合は約300頭の野生のミナミハンドウイルカが生息しているそう。

また、向かいの長崎県島原半島熊本県天草下島北の間の海峡は、早崎瀬戸(はやさきせと)といいますが、2階の展望デッキではその海を眺めることができます。

﨑津(さきつ)

道の駅﨑津国道389号線近くにあります。

世界文化遺産「天草の﨑津集落」(「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産)の近くにあり、道の駅自体は、物産館というよりは、
﨑津集落の歴史紹介、観光マナーの案内などがメインでした。

﨑津集落は、かつて潜伏キリシタンが多数暮らしていた町でした。
﨑津集落では、宗教弾圧が実施された庄屋役宅跡に建てられた﨑津教会(拝観は要事前予約)や、漁村という土地と結びついた信心具(貝を用いた信心具など)が保存されているようです。

うしぶか海彩館(かいさいかん)

道の駅 牛深国道266号線近くにあり、牛深ハイヤ大橋下の牛深港に面した位置にあります。

店内のところどころにかかげられている旗は、漁船の大漁旗でしょうか。
漁業が盛んな牛深の町の雰囲気を感じました。
道の駅内は、特産品の販売だけではなく、牛深の漁業歴史資料館などもあり、約1000匹が泳ぐ水槽から食べたい魚を選べる「いけす広場」もあります。

カーフェリーで鹿児島県(長島)へ渡ることも可能で(乗船時間約30分)
1Fにあるカフェのテラス席では、フェリーのくる海を見ながらゆっくりすることもできるそうです。

宮地岳かかしの里

道の駅かかし国道266号線近くにあります。
かかしの里という名前の通り、敷地内には人間の大きさのかかしがいっぱい。
ちょっと遠目から見たら、本当の人が遊んでいるのかと見間違えるほどです。
平成24年に廃校になった宮地岳小学校を再活用しているので、建物は小学校の教室になっています。
もともと春にかかし祭りが行われている地域で、これからは祭りのときだけではなく、常時見学できるようになった感じです。
かかし一体一体違う表情をしていて、見ごたえがありました。

特産品の販売もありますが、レストランでは「学校給食」メニューを出しているのも面白いなと思いました。

天草一周は1日だけでもできる

1日だけの日帰りで天草をドライブしようとすると、
1か所1か所じっくりゆっくり観光することはできませんが、とりあえずぐるっとまわって、天草全体の雰囲気を楽しむことはできます。

興味を持った地域には、今度は時間をとってゆっくり訪れたいですね。

 

※こちらの記事は2023年3月に書いたものです。